- 動画で勉強したい
- 研修管理システムを整えたい
- リハノメとの違いは?
リハビリ・介護・看護の現場では人手不足や教育体制の不十分さから「新人スタッフが育たない」「研修準備に時間を割けない」などの課題があります。「はぐくも」は現場の悩みを解消できます。この記事では、はぐくもの特徴やレビュー、リハノメとの違いを紹介します。
記事を読めばはぐくもを施設に導入すべきか判断できるようになります。教育体制を整えたい施設は、はぐくもを導入する価値があります。効率的な研修システムを導入したい方はぜひこの記事をお役立てください。
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はぐくもの特徴は「動画見放題」「研修管理」「オリジナル動画の共有」ができる

はぐくもの特徴は以下のとおりです。
- リハビリ・介護・看護師向け動画が見放題で視聴できる
- 研修管理業務ができる
- オリジナル動画を情報共有できる
リハビリ・介護・看護師向け動画が見放題で視聴できる
はぐくもは、リハ職・ケア職・看護職が必要とする知識やスキルを、専門ごとに幅広くカバーした動画をいつでも視聴できます。主なカテゴリは以下のとおりです。
- 評価・介入の実技
- 疾患別のリハビリ知識
- コミュニケーション技法
- 介護現場での接遇マナー
- 法制度や加算の仕組み
現在公開されている動画は、以下のボリュームです(2025年時点)。
- リハ職向け:1,750本以上
- ケア職向け:550本以上
- 看護職向け:430本以上
1本あたりの動画は約20分前後。短時間で要点が学べる構成なので、スキマ時間でも視聴できます。毎月新作の動画が更新されるため、制度改定や新たな知見にも随時対応可能です。
現場で「人によって教え方が違う」「教える余裕がない」と感じていた施設でも、はぐくもを導入することで教育の質を均一化できます。
研修管理業務ができる
はぐくもは、研修の計画から実施・報告までをオンライン上で完結できる研修管理機能が備わっています。以下の作業を、システム内で行えます。
- 研修資料の作成
- 受講日の調整
- 確認・リマインド
- レポート集計
すでに用意されている研修コースから選ぶことも可能で、施設ごとの課題に応じてカスタマイズできます。
選べる主な研修コース(一例):
- 身体拘束に関する基礎知識
- 小児のリハビリ・介護対応
- BCP(業務継続計画)研修
- 入浴介助の安全な手順
- 緊急時の看護対応(救急看護)
- 接遇・マナー研修
- 高齢者虐待の防止に関する知識
- 運動器疾患への対応方法
- 介護・リハ・看護職向けマネジメント研修
研修は、動画で学べるうえに受講履歴も自動で残るため、管理者側の手間を大幅に軽減できます。
オリジナル動画を情報共有できる
施設で作成したオリジナル動画ははぐくも内で共有できます。はぐくもは動画視聴後に理解度を確認するためのアンケートも作成可能です。動画の共有だけでなくマニュアルや研修しようなどの印刷物をアップロードして、はぐくも内でスタッフ全員に一括で情報共有できます。
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はぐくもとリハノメの違い

「はぐくも」と「リハノメ」の主な違いは対象や視聴動画、管理機能です。
項目 | はぐくも | リハノメ |
---|---|---|
対象 | 法人・事業所全体 | 主に個人 |
視聴動画 | リハノメ+ケアラル+ナースタディ | リハノメ単体 |
管理機能 | 進捗・記録・自動リマインド等、研修運用全般 | ほぼなし |
オリジナル動画活用 | アップ・社内共有可 | 不可 |
多職種対応 | PT/OT/ST/看護/介護/事務も一括管理 | PT/OT/STが主体 |
主な用途 | 研修全般・分析・OJTも | 個人学習・自己研鑽 |
事業所で研修管理や職員教育を包括的に自動化・効率化したい場合は「はぐくも」、個人の知識習得や特化学習には「リハノメ」を選ぶ場合が多くみられます。
はぐくもを使って感じたメリット

はぐくもを導入することで以下のようなメリットがあります。
- 動画視聴により知識が向上する
- スキマ時間を活用して学習できる
- 管理業務の負担が軽減する
動画視聴により知識が向上する
はぐくもの動画を活用することで、日々の業務に必要な知識を効率よく向上させることができます。僕はリハビリ職のためリハビリ動画について紹介させていただきます。リハビリ動画は1,750本以上と動画が多いだけでなく、リハビリ業界の著名な方の講義が多くあります。
動画によっては基礎知識だけでなく実技の講義もあるため技術を向上させることも可能です。リハビリで患者さんをなかなか良くできない場合は、はぐくもで有効なリハビリ手段を学べます。

文字で読むのは苦手という方ははぐくも視聴がおすすめです
スキマ時間で学習できる
はぐくもの動画は、1本あたり約20分で視聴できます。20分と短時間で学習できるので休憩時間や自宅でのスキマ時間に学習できます。まとまった時間を取りにくいパパ・ママやスタッフでも、少しの空き時間で効率よく学べます。
はぐくもは電車の通勤時間などに流し聞きすることもできますが、動画内容は実技や手順の解説も多いため、画面を見ながら学習するほうが理解が深まります。
管理業務の負担が軽減する
公式サイトでははぐくもを施設全体で導入している事例が紹介されており、以下のような活用方法や効果が掲載されています。
- 教育資料を一から作成する手間が省ける
- 部署・職種・経験年数ごとに学んでほしい研修が設定できる
- 勉強会前の事前知識として活用できる
僕の職場でははぐくもを利用してスタッフ研修を行ったことはありません。はぐくもに入会するのは自腹のため入会しないスタッフもいるからです。はぐくもの利用料金が施設負担になり全スタッフが入会できるようになったら、研修業務もはぐくもを活用しようと考えています。
はぐくものデメリット


はぐくものデメリットは以下のとおりです。
- スタッフ全員が入会しないと研修管理できない
- 講師に質問できない
- モチベーション維持が難しい
スタッフ全員が入会していないと研修管理が難しい
はぐくもで研修管理を行うには基本的にスタッフ全員がアカウントを持つ必要があります。しかし施設によっては料金が個人負担となり、全員が入会できないケースもあります。
研修管理を効果的に活用するには、施設や法人負担で全スタッフが利用できる環境を整えることが理想的です。施設や法人がはぐくも利用料金を負担することで研修履歴や受講状況の一括管理がスムーズになります。
はぐくもは導入前に無料トライアルできます。施設側が全スタッフに導入する前に試せるため失敗や無駄なコストを防げます。
講師に質問できない
はぐくもは録画動画を視聴するため講師に直接質問できない点がデメリットです。疑問に感じた部分をその場で解決できないと調べる手間が増えてしまいます。
しかし僕が実際に視聴してみて感じたことは、はぐくもはスタッフがつまずきやすいポイントやよくある疑問が解説されていることです。はぐくもを一通り視聴するだけでも多くの疑問が解消されます。動画は繰り返し視聴できるため、理解が追いつかない箇所を何度でも見返せます。
モチベーション維持が難しい
はぐくもは動画を使った自己学習が中心になるため、モチベーションの維持が難しくなります。はぐくもは動画をいつでも視聴できる便利さがある一方で、「あとで見ればいいや」という気持ちが生まれやすくなります。現場が忙しいとはぐくもの動画は見ないで帰宅することが多くあります。
モチベーション維持の方法として僕の病院では「はぐくも視聴会」を参加希望者で開催しています。業務終了後はぐくもの視聴しながら日々の臨床について話合っています。月に数回しか開催しないことでマンネリ化せず継続できています。
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【リハノメ以外】はぐくもと他の動画サービスとの違い


はぐくもと他の動画サービスの内容を比較しました。
はぐくも | リハデミー | UGOITA | |
---|---|---|---|
動画本数 | ケア向け:550本以上 看護向け:430本以上 | リハ向け:1,750本以上750本以上 | 100本以上 |
研修管理システム | あり | なし | なし |
無料トライアル | あり | あり | なし |
月額 | ・管理アカウント(必須・1法人あたり):月額 11,000円(税込) ・視聴アカウント:1名あたり月額 880円(税込) | ・スタンダード会員:月額2,200円~ ・プレミアム会員:月額3,300円~ | ・ブロンズ会員:月額3,300円 ・シルバー会員:月額5,500円 ・ゴールド会員:月額8,800円 |
公式サイト | はぐくも ![]() ![]() | リハデミー | UGOITA |
他の動画サービスと比較してもはぐくもの動画本数は圧倒的に多く用意されています。しかもはぐくもの動画は毎週更新されています。
はぐくもの月額は管理アカウントが11,000円かかるので一見高く見えますが、スタッフの人数で割れます。一緒に入会するスタッフが多ければ多いほど安く動画を視聴できます。僕の職場では10名以上のスタッフがはぐくもに入会しているので、月額約1,500円で利用できています。
はぐくもがおすすめな方や施設


はぐくもがおすすめな方や施設は以下のとおりです。
- 業務のICT化・効率化を進めたい施設
- 教育体制を整えたい施設
- 人出不足で教育担当が少ない施設
- スタッフの定着率を高めたい施設
はぐくもを導入して業務を効率化すれば研修の業務負担を軽減できます。経験年数の浅いスタッフでもはぐくもを視聴すれば知識量が増えるため、手間をかけず教育体制が整います。
はぐくもによくある疑問と答え


はぐくもによくある質問と答えをまとめました。
- どんな医療業種がはぐくもを使えますか?
-
医療法人・介護事業所・リハビリ・老健・訪問リハ・看護・福祉施設等、幅広い現場で導入実績があります。
- 個人契約しているリハノメから移行できますか?
-
できます。はぐくもにユーザー登録後、氏名・勤務先・メールアドレスの情報をhugkumo@gene-llc.jp に連絡すればリハノメから移行できます。
- 管理者マニュアルはありますか?
-
あります。画像付きで解説されているので理解しやすくなっております。
» はぐくも(外部サイト)
まとめ|はぐくもの専門的な知識を増やそう
はぐくもはリハビリ・介護・看護の現場で必要となる知識を効率的に学習できます。動画は評価・介入の実技や疾患別リハビリ、接遇マナーや法制度まで網羅されており、1,700本以上の動画が20分前後で構成されています。はぐくもとリハノメの違いは、視聴できる動画や研修管理システムの有無です。
はぐくもには研修計画の作成、受講履歴の自動記録、レポート集計など研修管理に必要な機能が備わっています。施設内で作成したオリジナル動画や印刷物をアップロードすれば、スタッフ全員への一括共有が可能です。これにより、教育担当者の業務負担を大幅に軽減し、学びの質とスピードを高められます。
動画更新は毎月行われ、制度改定や最新の臨床知見にも対応できる点も強みです。人材育成に課題を抱える施設や、教育コストを抑えつつ専門知識を底上げしたい現場にとって、はぐくもはおすすめです。
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