【やめてよかった?】理学療法士からの転職をした方10名にアンケート調査!

  • 理学療法士から転職したい…
  • 理学療法士をやめても大丈夫かな?
  • 転職した方の生の声を聞いてみたい!

理学療法士の資格を取って希望いっぱいで入職した時から時が経ち、「理学療法士をやめて他の仕事がやりたい」というのはよく聞きます。

理学療法士をやめても生活が成り立つのか、他の仕事に適応できるのか?など不安な点がたくさんありますよね。

そこで今回、理学療法士をやめて他の職業に転職した10名の方にクラウドワークスを利用してアンケート調査を行いました。

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クラウドワークスのアンケート
クラウドワークスのアンケート①
クラウドワークスのアンケート
クラウドワークスのアンケート②
クラウドワークスのアンケート
クラウドワークスのアンケート③

アンケート内容は転職した理由やタイミング、転職方法やお金事情など、あらゆる情報を網羅しています。

理学療法士から転職することに不安を抱えている方の参考になる内容が盛りだくさんなので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

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目次

理学療法士からの転職をした理由とタイミング

理学療法士から転職した理由

理学療法士が疲れた・ストレス

患者さんに直接関わる機会の多い医療に携わることに疲れてしまったので転職しました。

引用元:クラウドワークスのアンケート調査

PTサク

分かります!気難しい人もいたりで精神的に疲弊しますよね!

他にもこんな意見が聞かれました。

たくさんの仕事量があったり仕事のストレスが本当に多いのに給料少ない。

臨床以外にも書類作成や後輩指導とかでかなり忙しいからストレスが溜まっていきますよね。

同僚や上司への不満

職場のスタッフは女性ばかりで性格のきついスタッフも多い中、初めての理学療法士ということで嫌味を言われるようなことも多かったです。それを気にしつつ毎日朝から夜遅くまで仕事をして、求められる多くの雑務や後輩指導、痛みを持ってやって来る患者さんたちの続くネガティブな発言も相まって段々と心身共に疲れていきました。

引用元:クラウドワークスのアンケート調査

PTサク

読むだけで大変さが伝わります

他にはこんな意見もあります。

仕事の同僚や上司が嫌でなかなか仕事も手につかない状態だったので辞めました。

一緒に働く人と相性が合わないと理学療法士という仕事自体も嫌になっちゃいますよね。

ライフステージが変化して続けるのが困難になった

結婚、引越し、新生活と転勤、遠距離通勤がちょうど重なって鬱病になったため。

引用元:クラウドワークスのアンケート調査

PTサク

ライフステージが変わると生活リズムが変わって精神的にかなりストレスがかかりますよね。

他にはこんな意見もありました。

子育てに体力も時間もとられてしまい、理学療法士としてはたらくことが難しくなったため。

子育てによるライフステージの変化ってとても大きいですよね。

食事の準備や風呂、保育園の送迎・・そして時間に追われる日々。

PTサク

僕の周りでも子供が生まれてPTを辞める方が多いです。

他の資格を取得した

柔道整復師の資格も取得しようと思い専門学校に入学した。資格取得をきっかけに医療分野・介護分野以外の業界を経験をしたいと思い理学療法士をやめた。

引用元:クラウドワークスのアンケート調査

理学療法士以外の資格を取得すると、視野が広がって他の分野に挑戦したくなる方もいますよね♪

給料が不満

仕事に取り組む姿勢を評価されず、給料面に不満があったからです。

引用元:クラウドワークスのアンケート調査

PTサク

理学療法士の仕事内容と給料が合ってないと感じる方は多いですよね。

リハビリ業界は昇給もあまり見込めないので、給料が少ないと生活自体が大変になるから他の職種に転職する方もいます。

転職した時の年齢・経験年数

転職時の年齢
  • 26歳:2名
  • 27歳:3名
  • 28歳:1名
  • 29歳:1名
  • 30歳:1名
  • 34歳:1名
  • 37歳:1名
PTサク

20代後半~30歳までに転職する方が8割でした!若いうちに道を変える方が多いです。

続いて、転職時の理学療法士の経験年数も確認しましょう。

転職時の経験年数
1人/10人中
1年未満
3人/10人中
1~3年目
2人/10人中
3~5年目
3人/10人中
5~10年目
1人/10人中
10年以上

「1~3年目」と「5~10年目」で転職する方が多い傾向にあります。

「1~3年目」の転職理由は「仕事に疲れた・ストレス、上司や同僚に不満」が多いです。

「5~10年目」の転職理由は「ライフステージの変化や他の資格を取得した」が多いです。

PTサク

経験年数によっても転職理由は違いますね。若いうちは特に仕事のストレスが多い傾向にあります。経験年数を重ねるとライフステージの変化が訪れたり、PT以外の分野も幅を広げて勉強して他の分野に興味が出る方が多いです。

理学療法士をやめて良かった?

続いて、理学療法士をやめてよかったか調査しました。

転職した満足度

理学療法士をやめて他の職種に転職した満足度を調査しました。

転職の満足度
不満
0人
0人
3人
5人
2人
大変満足

満足~大変満足と答えた方が7割という結果になりました!

反対に不満と答えた方は0人という結果です。

PTサク

それだけ理学療法士の仕事が大変で辛かったってことか‥

次に、やめてよかった理由を深堀していきます。

やめて良かった理由

ストレスから解放された

必要のないストレスを感じながら不安を感じて生活していると、いくら収入があっても心に余裕ができず、人をサポートする仕事は特にパフォーマンスが落ちて良くないと思います。もちろん今の収入が安定することも一番大事ですが、気持ちに余裕ができ自分次第で何とでも変えられる可能性が見えて楽しいので、精神的な面では転職して満足しています。

引用元:クラウドワークスのアンケート調査

私の場合は、前職の仕事で、第3者の方を相手にするため、かなりの神経を使うために、息つく暇がなかったからです。

引用元:クラウドワークスのアンケート調査
PTサク

人を相手にする仕事だから色んなストレスがありますよね。仕事内容を変えることで、気持ちにゆとりを持てる方が多いです。

色んな人生経験ができる

たくさんの経験をすることが出来るので人生経験として良いと思うから

引用元:クラウドワークスのアンケート調査

理学療法士からでは医療福祉分野しか経験できないと思っていたが、公務員であればより多くの分野の仕事も経験できるため。

引用元:クラウドワークスのアンケート調査
PTサク

学生時代も含めてずっと理学療法だけの勉強をしているので、僕たちって一般企業の働き方がよく分かりませんよね。他の企業で働くことで、一人の人間として経験が豊富になります。

プライベート時間が充実

金銭的にはかなり苦しくなってしまったが、自分の体力的には楽になり、子どもとの時間を長くとることができるようになったから。

引用元:クラウドワークスのアンケート調査

金銭的には厳しいが、プライベートも充実しているし、患者様対応のストレスが減ったと感じるため

引用元:クラウドワークスのアンケート調査

時間にゆとりができて、子供との時間を長く取れたり、プライベート時間を充実して過ごすことができる方も多いです。

PTサク

時間に余裕がないと子供に厳しく当たってしまうこともあるんですよね…。時間って大切!

人間関係に恵まれた

給料は減りましたが、それでも働きがいの仕事だし職場の人がいい人ばかりだから

引用元:クラウドワークスのアンケート調査


理学療法士の職場全体が人間関係に問題があるわけではありません。

しかし、運悪く人間関係が良くない職場に就職してしまった人の中には、職種を変えることで人間関係が改善すると感じた方もいます。

やめて大変だったこと

金銭的に厳しくなった

理学療法士の時と違い正社員ではないため、給与がかなり下がったため。

引用元:クラウドワークスのアンケート調査

転職して給料が落ちたという方もいますが、それでも転職に満足をしている方が多いです。

PTサク

お金よりも身体的・精神的な余裕やプライベート時間に価値があるってことですね!

他の仕事を一から覚えるのは大変

給料は上がるが、全く分野が違うため大変であった。一から始めることに大変さを感じた。

引用元:クラウドワークスのアンケート調査

どんな仕事でも一から覚えるのは大変ですよね。

時間が解決するかもしれませんし、他の仕事が大変と感じても理学療法士は復帰できるから安心です。

PTサク

国家資格のありがたみを感じます!

どんな職種に転職した?

理学療法士をやめてどんな職種についたのか質問しました。

職種

  • 事務職:3名
  • 不動産営業:1名
  • 柔道整復師:1名
  • 公認心理士:1名
  • 陶芸家:1名
  • パート:3名

事務職が最も多いです。

PTサク

人と関わるより、コツコツ作業をやる方が好きという意見が聞かれましたよ。

理学療法士の資格を活かした転職よりも、ガラッと仕事内容を変える方が多い傾向にありました。

転職方法

ハローワークや転職サイトを使ったのは4割

転職サイトやハローワークを利用しましたか?
4人/10人中
はい、利用しました
6人/10人中
いいえ、利用していません

転職サイトでは、Indeedhttps://jp.indeed.com/やマイナビに登録して転職に成功したという方がいました。

それ以外の転職方法

  • 市の広報の職員募集欄を見て応募
  • 知人の紹介
  • 学校の教員に相談、または職場の他職種に相談
  • フリーランス(業務委託)で契約できるところを探した

「知人の紹介」は3名で最も多かったです。

中にはSNSを通じて知り合った方のところで働かせてもらうという方もいました。

転職方法も多様化しているのが分かりますね。

転職で年収が上がったのは40%

転職で年収が上がったかの調査結果は以下のようになりました。

転職で年収は上がりましたか?
4人/10人中
はい、上がりました
6人/10人中
いいえ、下がりました

4割の方が年収が増大したとのことです。

どのくらい年収が増加したのかも聞きました。

最大50万円年収増加

年収が上がった方は、最大で50万円、最小で10万円程度の増収という結果になりました。

PTサク

やりたい仕事ができて、給料も上がるなんて羨ましいかぎり!

最大200万以上年収減少

転職により年収が下がったという方にも、減収額を聞きました。

  • 100万減収:2名
  • 150万減収:1名
  • 200万以上減収:2名

増収と比べると、減収額の方が大きい結果となりました。

PTサク

転職前に、貯金をすることも大切です。心の余裕につながります♪

一時的に年収が下がったとしても、昇給率が高い職場であれば将来的なリターンが期待できるし、フリーランスでは税金対策をしっかり行えば手取り収入を増やすことができます。

理学療法士から転職するか悩んでいる方へアドバイス

理学療法士から転職した先輩たちに、転職するか悩んでいる方にアドバイスを頂戴しました。

理学療法士かそれ以外のやりたい事を優先するかすごく悩むところではあると思います。ただ、資格は無くならないので、今やりたい事に挑戦してみることも大切だと思います。ある程度の期間を決めて、ダメなら理学療法士に戻ることも頭の片隅に入れて悩むと良いのではないかと思います。

引用元:クラウドワークスのアンケート調査

「理学療法士の資格はなくならない」というのは正にその通りですよね。

他の仕事に挑戦してダメだったとしても、帰る場所があるのは安心以外の何物でもないですからね♪

他にも色んなアドバイスがあります。

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理学療法士は潰しが効かない、医療福祉分野以外には転職できないと思われがちですが、そうではありません。行政など、現場の感覚や経験を必要としている職場もあります。ただ、転職サイトでは他職種への転職は諦めるように誘導されるため、直接応募したほうがいいと思います。

仕事にやり甲斐があるというのは分かりますが自分を大切にして欲しい

理学療法士はとてもやりがいのある仕事だし、社会にとって大事な仕事だと思います。でも、体力が必要なのは事実なので、もし疲れてしまったら別な道を探してみるのも良いかもしれません。

1回しかない人生ですから、自分の気持ちに素直になってもいいと思いますよ。

「自分の気持ちに素直になった方が良い」「自分の体やメンタルを大切にして欲しい」など、温かい言葉の数々を頂くことができました。

PTサク

特に「人生は一度きりだから自分の気持ちに素直になった方が良い」は個人的には響きました。

まとめ

今回の記事では理学療法士から転職した方に実施したアンケート調査を紹介しました。

理学療法士から転職した理由としては、以下の理由が挙げられました。

  • 仕事がストレス・負担
  • 上司や同僚が不満
  • ライフステージの変化で続けるのが難しくなった
  • 他の資格を取得した
  • 給料が不満

転職した方の7割が満足~大変満足しており、理学療法士以外の働き方が向いている方が多いことが分かりました。

PTから転職するメリット
デメリット
  • ストレスから解放
  • プライベート時間の充実
  • 人間関係に恵まれた
  • 給料が下がる
  • 仕事を覚えるのが大変

メリットがあればデメリットがあるのも当然のことですよね。

転職した方の言葉を借りれば、「人生一度きり。自分の気持ちに素直になってやりたいことをやるのが大切」ということですね。

今回の記事が、理学療法士人生に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

理学療法士。転職歴3回、理学療法士を辞めてワーキングホリデーに参加した経験があります。主に転職活動を支援するためのブログを書いています。

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